この着物化粧のポイントを細かく解説しておきます。あなたの毎日のお化粧で何らかの参考になれば幸いです!
● 基礎化粧
モデルさんの肌の状態は、あまりよくありませんでした。そこで、軽くクレンジングをおこない、わずかなマッサージ効果を与えて肌を「しっとり」した状態にもっていくことからスタート。
次に、クレンジングクリームをティッシュオフし、ふきとり化粧水(=『清浄の水』)で顔全体をふきあげ、「次世代の化粧水」をたっぷりめにぬって肌の状態を整えました。
● 本化粧(メークのことです)
1. 日がさ+千年乳液のミックス
今回は屋外の撮影はなかったのですが、日焼け止めの「日がさ」と「千年乳液」のミックスを、本化粧の最初に使用しました。
これらをぬることで、ファンデーションがピターっという状態に仕上がりますし、モデルさんの肌の乾燥も防いでくれるのです。
2. 次世代のファンデーション(ナチュラル) +次世代のパウダー(ピンク)
モデルさんの肌は黄色みが強い感じ。でも、着物という華やかな衣装を着用するのと、年齢的な肌の衰えも考慮し、ファンデーションの色は地肌より明るめの「ナチュラル」を選択しました。
まぶたに「コントロールカラー606」を少量のばして、ほんのちょっとですが「影」を作っています。
ねりほほ紅は、「201」をこめかみからほほ骨にかけて、また鼻筋、目の下、まぶたの中央部分に「ねりハイライト」をごく微量ぬりました。
血色のよさを出すために、パウダーは「ピンク」を選択しました。最後に、ねりほほ紅を置いた部分に「チークルージュ・ローズ」(=パウダー状のほほ紅)を、ねりハイライトを置いた部分に「チークルージュ・ハイライト」((=パウダー状のハイライト)をぬってベースになるメークを仕上げています。
3.アイシャドー&口紅
アイメイクはまず、「アイライナーペンシル(グレー)」でアイラインを軽く入れて、ビューラーでまつ毛をカールした後、マスカラを軽く加えています。今回は、リキッドアイライナーは使用していません。
アイシャドーは着物にあわせて、グリーンを選択。あまり主張し過ぎることのないように、さりげなく色を置きました。
口紅は、まず「802」をぬって、そのあと「805」で色彩を抑えています。
さらに、先ほど使用したアイシャドーのグリーンをアイシャドーブラシで唇に軽く置いてゆき、見た人にほんのちょっとですが、「緑色の信号」みたいなものを送るように仕掛けを施しました。
上から「うつくしのリップグロス」でぼかし&艶感を出して完成!
■ さりげなく「緑色」を認識させつつ華やかさを出した「大人の着物化粧」です。
←下の写真のようにひいて見ると、唇にほんのりと「緑色」を感じることができます。近付くと、あまりわかりません。
着物の色と調和させたことで、とても自然な仕上がりになりました。眉化粧を少し濃く、さらにほほ紅をきちんとぬることで衣装の華やかさに負けないようバランスを取っています。
|